南米バックパック旅行記

30代既婚女子が仕事を辞めて南米バックパックをする旅行記。

自分の感情との対峙の仕方。

今日は1日休養の日です。

そのため、どこかに行った、という話ではないのですが、ここ数日感じていることを書きます。

 

いきなりですが、今、とても日本食シックです。

アジアをバックパックした時は今回よりも期間は長かったですが、

そんなことはほとんど感じませんでした。

今思えばアジアは食が近いのだと思います。

一方で南米はあまりにも食が違う…。

特にアルゼンチン入ってからは肉とパンの割とシンプルな味の毎日でさすがに飽きてきました。。。

日本のご飯が食べたい…。

汁物とか煮物とか、味も色んな味がある複雑な味のものが食べたい…。

 

そこから端を発して、

あー、清潔な日本の生活が懐かしいなぁ、とか、

お風呂入りたいなぁ、とか、

プライベートが確保された個室で眠りたいなぁ、とか、

そんな感情が溢れてきてます。

 

いつも割と楽しく過ごしている雰囲気でこのブログ書いていますが、疲れることも多々あります。笑

バックパックというか、安い長旅の反動です。

旅のブログにこういうこと書くのもどうかと思ったのですが、

これも自分自身の感情なので、しょうがないし、これが旅の実態です。笑

 

長く旅をしている人と、こういう「疲れたねー」みたいな話をすることもあります。

やはりみんな何かしらこういうことに疲れるタイミングはあるようです。

ただもちろん、なーんにもストレスを感じない人もいます。

1年半くらい旅を続けてるドイツ人の女の子は、それが私はぜーんぜん平気!と言ってました。

人によって、あと旅する地域やペースによっても変わってくると思います。

 

 

旅人がストレスを感じる主な原因はやはり衣食住ですね。

主に「食」と「住」でしょうか。

やはり人間生きるのにとても大事なことなんですね。

 

わかりやすくキレイな景色を見た、とかでももちろん感動するんですけど、
実は日常のなんでもないことでもこの旅では心から幸せを感じます。


熱い十分な水量のお湯でシャワーを浴びれる、
乾いた清潔なタオルで身体を拭ける、
完全にひとりの空間にいられる、
そんなことでの感動がとても大きい。

幸せでため息がでます。笑

 

私は特に食です。

私にとって食べるということは、単に食物として摂取するということだけでなく、

精神的にも満たされることなんだと感じています。

 

食のことがあるから、

数年単位でも決まった期間海外に住むのはいいけれど、一生は住めないなぁと思います。

思えばカナダに住んでいた時もほぼ自炊でした。

 

ということでこの旅で初めて自炊をしてみましたが、

…いまいち。。

なんせ材料がない。ダシも味噌もみりんもない。

あとはもちろん食材も。豆腐とか納豆とかのりとか食べたい。。

醤油は買えますが、まぁ日本のとは若干味が違いますね。使えるけど。

 

こっちの砂糖と思って買ったやつがおそらく人口甘味料みたいなので

なんかものすごく甘いものが出来上がってしまったりして、

「違う…甘すぎる…」と。

自炊でパスタとかサラダとか作る分にはいいけれど、

日本食をちゃんと作ろうと思ったら材料持って来なきゃダメだ。

それでも自炊するとお米を食べられるだけ、だいぶいいです。

米をどんどん炊いてタッパで保存して、しょうゆ味の炒め物作って、生き延びようと思います。笑

 

 

でも今自分でこれを書いていて、「もったいないなぁ…」と思いました。

今、目の前には広大な景色が広がっているのに、頭の中は日本食でいっぱい。笑

きっと日本に帰ったらここにいた時のことを懐かしく思うのだろうに。

 

少し話はずれますが、この旅ではネガティブな感情との向き合い方を訓練しているようにも思います。

 

「なんで天気が良くなってくれないの…!」

「チェックインのタイミングのタッチの差で2段ベッドの下の段取られた!最悪!」

(ほとんどのケースで2段ベッドがたくさん並んでるドミトリーに泊まっていますが、

下の段の方が格段に快適です)

「こんなにお金払ってるのになんでこの料理?!」

「眠りたいのに共有スペースが騒々しい…!」

「今日だけこの店休み?!」

 

本当に些細なことなのですが、肉体的だったり精神的だったり疲れていると結構こたえます。

コンディションがよくないと一人で引きづります。。

 

上記のようなことは日常的に感じるのですが、

こういう感情に支配されていると旅がつまらなくなってしまう。

でもこれはこれで感情なので変えられないし、自分で受け止めてあげるしかない。

無視しようとすると余計にひどくなる気がする。

 

もうこういう時は

きっと別のいいことがあるはず、とか、

違う選択だともっと悪かったかもしれない、とか、

必死に言い訳を考えるのですが、

だんだんと、「まぁそれもそれでいいか。」という気分になってきます。

それも私のこの旅の運命でベストであり、それが私に必要なことだったのだろう、と。

 

日々こんな感情の上がり下がりの繰り返しです。笑

 

今日は特にご紹介する写真がないので、

今滞在している町エルカラファテ の写真を載せます。

 

空港から町まで15分くらいですが、道中はこんな景色。

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宿の近くから見た夕日。

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宿の目の前の景色。そう、なーんにもありません。笑

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1番のメインストリート。

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アウトドアショップやお土産屋さんと、ツアー会社と、レストラン、で

このメインストリートの8割は構成されている気がする。

 

パタゴニアにある(ブランドの)パタゴニアのお店に行きたかったのに、みつけられません…!

ないのかな…こういうセレクトショップはたくさんあるのだけど。。。

 

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ちなみに、、、
日本食シックを落ち着けるべく、幸いにも町に唯一あるお寿司屋さん(風)に行って、
いったん、たらふく食べようと決心したのに、なんと本日は定休日!笑

 

まだ日本食のありがたみを噛み締めろ、ということですね。

過酷な修行は続きそうです。笑