南米バックパック旅行記

30代既婚女子が仕事を辞めて南米バックパックをする旅行記。

南米最後の夜。

チリのサンチアゴに戻っています。

南米最後の夜は小さくて古いけれど、初めて個室に泊まることにしました。

 

二段ベットが並ぶドミトリーもたくさんの人に会えるのはいいけれど、

人間プライベートスペースも大事だな、と改めて実感しました。

誰にも気にせず荷物を広げたり、音楽をかけたり、誰の物音も気にせず寝たり、起きたり。

しかも二段ベットはどちらかが寝返りを打つだけでも、もう一方に響くので、

相当疲れてる時じゃないと熟睡出来てないんじゃないかと思います。

 

でも仮にこの2ヶ月ずっとホテルに泊まっていたとしたら、

きっと寂しくて、人の繋がりが出来にくくて、それはそれでツラいと思います。

人って厄介な生き物です。

何事もそうなように、どちらもメリットデメリットですね。

 

ちなみにこのプライベートルームもホテルというより、ホステルの安宿なので、

共有スペースやキッチンがあります。

そこでブラジル人に会って結局一緒にワインを飲んで遅くまで話をしました。

彼は40代後半でITの仕事をしているそうで、チリには人生初めてのフルマラソンを走りに来たそう。

これまでは私のように長旅をしている人ばかりに会ってきたので、

短期滞在のビジネスマンは新鮮でした。

 

泊まる場所で会う人の層が少し変わります。

単純にいうと、

高いところに泊まれば泊まるほど、社会的ステイタスが高い人やキチンとした人(?)

に会いやすいです。

もちろん、傾向として、です。

 

ドミトリーに泊まるのでも、

平均の一泊料金より数百円高いところに泊まると、落ち着いた人や、

お金より安全や清潔を重視する価値観を持った人に会いやすいと思います。

値段がお得な宿は、設備等だけでなく、そこに集まる人の種類が変わります。

もちろん、一様に変な人たち、という訳ではありませんが、有象無象、という印象です。笑

 

なんだかダラダラ書きましたが、言いたかったことは、

旅に限らず、自分が身を置く場所はキチンと選ぶべきだ、ということです。

その場所によってどんな人に出会うか、がきっと大きく変わるからです。

でも何がいい、悪い、ではなく、

自分が求めているものを提供してれる場所なのかどうかを見極めることが大事だと思っています。

 

 

人を変えるのは、「旅・本・人」だとよく聞きます。

心から大賛成です。

今、私は有難いことに3ついっぺんに恩恵を受けてます。

そろそろ別人になるかしら。笑

 

良い旅をするコツ、良い本に出会うコツ、色々あると思います。

良い人に出会うコツの1つは、

間違いなく、良い人が集まりそうな場所に身を置くこと、だと思います。

日本に帰っても、少し自分の身の丈より高いような、

自分が刺激を受けられるような人達がいる場所に身を置いていきたいと強く思います。

 

 

さて、とうとうこの後南米を出ます。

 

帰国前にアメリカに寄って帰るので、いったんアメリカまでの移動ですが、

サンチアゴを出る飛行機が3時間遅れることが、フライトの10数時間前に発覚。

乗り継ぎ便に間に合わないことが分かり、かなり焦りましたが、

電話で乗り継ぎ便を遅くに変更してもらうことができ一安心。

ただそのおかげで24時間移動になりそう。笑

 

まぁこの旅で山ほど飛行機に乗って、どれもほぼ定時の発着という奇跡の連続だったので、

これくらいはしょうがない。

 

不運な話といえば…

携帯を落として画面を破損させてしまい、完全に閲覧&操作が不能になってしまいました…

もしLINEとか送ってくださってら方がいたら、すみません!

しばらく前から見られていません…!! 

幸い私はiPadがあるので、大体同じことが出来るのですが、メッセージ系のSNSはアウトです。。

iMessageかフェイスブックメッセンジャーのみ見られます。

すみません、ここまでは連絡事項でした。。。

 

携帯に関してはアンラッキーではありますが、

幸いiPadがある。

幸い携帯のデータはクラウドにアップロードしたばっかり。

幸い帰国直前。

ということで、大してダメージは受けずに済みました。

 

ここまでの旅を振り返ると、紛失物(しかも私がどこかに置き忘れただけ。。)も、

シャンプー、タオル、、、くらいなもので、ましてや盗られたものもなく、

本当に平和でした。

 

そして、南米は危険な場所だと言われて、

常に最大限の対策と注意をしたこともありますが、

危険なことには、ただの一度も遭遇しませんでした。

健康面でも、トレッキングのおかげで筋肉痛、という以外は終始すこぶる元気で、

本当に有難いことです。

色んなものに守られていたのではないかな、という気さえします。

 

とはいえ、帰国&帰宅までは気を緩めずに過ごします

 

とうとうこの後、旅もまとめに入ります。

アメリカの安全な地でゆっくりと、この旅の振り返りをしたいと思っています。

 

あまり街中ではカメラを出したくないので、携帯がないと写真を撮らなくなってしまいました。

今日は写真が特になくてすみません。。。

 

読んでくださってありがとうございました!