南米バックパック旅行記

30代既婚女子が仕事を辞めて南米バックパックをする旅行記。

無事の帰国。ありがとうございました!

無事に日本に帰国しました。

 

日本の空港に着いた時、思っていた以上に嬉しさと懐かしさがこみ上げて感傷的な気持ちになりました。

どんなに素敵な国へ旅行しようとも、やはりここが私のホーム。

旅というのは、帰ってくる場所があるからこそ、楽しいのだと再確認しました。

 

空港で食べた立ち食いうどんの美味しかったこと…!恋い焦がれたダシの味…!!(涙)

空港もさすが全てがキレイで清潔!スタッフの人たちみんな親切!

 

あ、でもひとつ気づいた残念なことは、

日本人って係りの人やお店の人が「こんにちは」って言っても

挨拶し返さないし、ほとんど目も合わせない…

きっと私も日本にいた時はそうだったんだろうけど、

南米もアメリカもみんな目を見てハッキリと挨拶するから、そちらに知らずに慣れていたようです。

でも海外では「日本人ってみんなニコニコして笑顔がステキよねー」ってよく言われたから不思議。

 

なんとなく、日本国内における日本人は

サービスを受ける側、とサービスを提供する側、に格差というか壁があるような気がしました。

オフィシャルな関係のように思います。

海外ではそういうの関係なく、フラットな人間同士の関係性がベースにあることで気軽な挨拶を生むような感じがします。

海外で日本人がニコニコしてるのは、何か分からないことや不安なことがあるのを笑ってごまかしてるだけだったりして。笑

 

私はそういところは海外スタイルの方が好きな気がするので、

せっかくだから慣れずにいたいな、と思います。

 

 

さて、危険な目にも合わず、体調も崩さず、大きなトラブルもなく、

2ヶ月弱のバックパックのひとり旅を終えることができました。

最高に充実した時間でした。

 

今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

 

出発前からここまでずっと応援してくれた家族や友人、

この旅で出会った全ての人たち。

ハードな旅を共にし、助けてくれたカバンや靴、全ての私の持ち物たち。

 

そしてこのブログを通して一緒に旅をしてくださった皆さん。

最初は戸惑いながら始めたブログでしたが、

思っていたよりもたくさんの人が読んでくださり、本当に驚くと同時にとても嬉しく感じました。

 

一人旅ではありましたが、不思議とひとりぼっちで旅をした気はあまりしません。

いつも誰かに助けられていました。

 

最初は私の中に生まれた小さな好奇心が、

むくむくと膨らんで、少しづつ形になり、

そして現実のものとなってここまで多くのものをもたらしてくれたこと、とても幸せでした。

 

私のこれからの人生はものすごく不確定ではありますが、

こうやって自分の心に生まれたものを形にしていく作業をずっと繰り返していけたら、と思います。

 

 

最後なので、大変僭越ながらこれを読んでくださっている皆さんへ。

 

自分の心の中にある、

「こんなことしたいな」「あんな事ができたらいいのに」

という素直な声に是非耳を傾けてあげてください。

あまりに放っておくと自分が何がしたいか分からなくなってしまいます。

 

そして、勇気を出して一歩だけ踏み出してみてください。

1番大変なのは最初の一歩だけです。

南米一人旅も、実際にはみなさんが想像するほど大変ではないです。笑

 

自分で人生の手綱を握っているという充実感や、

たくさんの幸せを感じることが出来ると思います。

そして今の目まぐるしく変化し続けている世界では、そういう個人の想いがより大切になるのだと思います。

 

 

とうとう旅が終わってしまったので、ブログはいったんこの記事で終わりとさせて頂きます。

 

ブログどころかSNSも含めたネットでの発信は初めてだったので、

お読み苦しいところは多々あったかと思いますが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

読んでくださっている方がいたからこそちゃんと続ける事が出来ました。

これからも何か新たな挑戦をする際には、是非発信していきたいと思います。

 

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

セドナでの旅のふりかえり。

今はアメリカのセドナというとこにいます。

セドナアリゾナ州にある町で、パワースポットでスピリチュアルな聖地としてよく知られています。

日本人には芸能人がよくお忍びでやってくることで知られてたりするみたいです。

 

去年初めてセドナに来たのですが、

本当に素敵な体験ができ、何よりもこの土地の気持ち良さに魅了されました。

 

私自身は特に何かが見えたり感じたり出来る力は何もないのですが、笑

それでもここに身を置くだけで、元気になるような、背筋がスッとのびるような、

そんな場所です。

 

去年もお世話になった、ここに住むヒーラーの方に

セッションもしていただけることになったので、

旅の終わりのまとめとして、ここの場所に寄ってから帰国することにしました。

 

前回アジアをバックパックした時も、

最後インドの地でこもってヨガの修行をしたことで、

旅の振り返りができ、その時の旅が自分の人生にどんな意味があったのか、

よく理解することができました。

今回の旅でも長期のバックパックではまとめに使う時間がとても大事だと思っていました。

それがないと日本に帰ったら日本の日常の生活の中に旅の記憶が薄れていってしまい、

ただの観光旅行になってしまうような気がするのです。

 

私のまとめを書き連ねる前に、セドナの写真をお届けします。 

 

セドナには、ボルテックスと呼ばれる、特にエネルギーが強い場所があり、

下記はその有名なボルテックスのひとつ。その形からベルロックと言われています。

この上の方までトレッキングします。

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ボルテックスにある木は、エネルギーが強い場所なのでぐるぐるねじれています。

とても不思議。

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ボルテックスに登るとこんな景色が広がります。

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岩山だけでなく、川が流れるこんな素敵な場所もあります。

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ここもとーってもきれいだった!!!

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これまでの南半球と違って日本と同じ季節なので、春です。

りんごの花だそうでとってもキレイでした。

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長い時間ぼーっとすること本当に気持ちいい。

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今回の旅を振り返った時に思うのは、

私にとってこの旅は、自分がもともと持っている素直な欲求を取り戻す旅でした。

 

日本にいるとどうしても

あれをしなければいけない、これをしなければいけない、とか、

色んな事に気を使ったり、色んな制約の中でのベターを探しに行っていたように思います。

これはこれで社会で生きるためにとても大事なことなので必要なスキルだと思うのですが、

私は出発前は、あまりにもそちらにばかり自分のエネルギーを使いすぎていて、

とてもバランスが悪かったのだと思います。

 

逆に今は自分の欲求を解放し過ぎていて、毎日楽すぎて、

このままでは日本に適応できないと思います。笑

 

特に時間感覚でしょうか。

旅をしていると、世界には時間の流れ方が同時に何層にも重なっているように感じることがあります。

 

今私の周りをながれているのは1番ゆーーーっくりした時間です。

移動や予定がなければ特に時計を見ることもなく、

朝目が覚めた時に起きて、ゆーっくり準備して、

食べたい時にご飯を食べて、数時間単位で何もせずにぼーっとして、

夜になっで眠くなれば眠る、

そんな時間の流れだと、

ご飯が出てくるのに30分以上待たされても平気だし、

バスや飛行機が数時間遅れても平気。

なんせ時間がたーっぷりあるから何も急ぐ必要がないのです。

 

一方で、BBCのニュースをのぞくと、

世界でたくさんのことが起こっているのが分かります。  

私がぼーっと夕日をみている時に世界では爆弾が落とされていて、

色んな人が色んな事を考えながら、世界は目まぐるしく動いている。

 

まるで違う世界の出来事のようです。

空間と時間が全く違う世界が何層にも同時に進行しているような気分になります。

 

当たり前ですが、どちらの世界も大切です。

私はどちらの時間も空間も行き来しながら理解したいと思います。

どんな世界も楽しめる人でありたいと感じます。

 

加えて私の目標は

どんな世界にいても、自分があるべき時間と空間を見失わないこと。

時間に追われて焦り過ぎたり、余りにもゆるい空間に飛び過ぎたりしないで、

ちょうど心地いい自分のテンションで日々を生きていきたいと思います。

 

セドナの土地、

セドナで出会った人たち、

そして目に見えないけど私をきっと守ってくれている存在が、

そんなことを気づかせてくれました。

 

今、とても満たされた気持ちで幸せです。

 

さて、もう帰国も目前です。

旅が終わる事に対して寂しい気持ちもありますが、

旅の中で、ここまで沢山のことを感じられた感謝と、

帰国後の生活に対しての希望もたくさん感じられて、Ready for backです!

 

次の記事は日本で書く事になると思います。

そしてそれがいったん南米ブログとしては最後になるかと思います。

 

最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

 

今日も読んで頂きありがとうございます。

南米最後の夜。

チリのサンチアゴに戻っています。

南米最後の夜は小さくて古いけれど、初めて個室に泊まることにしました。

 

二段ベットが並ぶドミトリーもたくさんの人に会えるのはいいけれど、

人間プライベートスペースも大事だな、と改めて実感しました。

誰にも気にせず荷物を広げたり、音楽をかけたり、誰の物音も気にせず寝たり、起きたり。

しかも二段ベットはどちらかが寝返りを打つだけでも、もう一方に響くので、

相当疲れてる時じゃないと熟睡出来てないんじゃないかと思います。

 

でも仮にこの2ヶ月ずっとホテルに泊まっていたとしたら、

きっと寂しくて、人の繋がりが出来にくくて、それはそれでツラいと思います。

人って厄介な生き物です。

何事もそうなように、どちらもメリットデメリットですね。

 

ちなみにこのプライベートルームもホテルというより、ホステルの安宿なので、

共有スペースやキッチンがあります。

そこでブラジル人に会って結局一緒にワインを飲んで遅くまで話をしました。

彼は40代後半でITの仕事をしているそうで、チリには人生初めてのフルマラソンを走りに来たそう。

これまでは私のように長旅をしている人ばかりに会ってきたので、

短期滞在のビジネスマンは新鮮でした。

 

泊まる場所で会う人の層が少し変わります。

単純にいうと、

高いところに泊まれば泊まるほど、社会的ステイタスが高い人やキチンとした人(?)

に会いやすいです。

もちろん、傾向として、です。

 

ドミトリーに泊まるのでも、

平均の一泊料金より数百円高いところに泊まると、落ち着いた人や、

お金より安全や清潔を重視する価値観を持った人に会いやすいと思います。

値段がお得な宿は、設備等だけでなく、そこに集まる人の種類が変わります。

もちろん、一様に変な人たち、という訳ではありませんが、有象無象、という印象です。笑

 

なんだかダラダラ書きましたが、言いたかったことは、

旅に限らず、自分が身を置く場所はキチンと選ぶべきだ、ということです。

その場所によってどんな人に出会うか、がきっと大きく変わるからです。

でも何がいい、悪い、ではなく、

自分が求めているものを提供してれる場所なのかどうかを見極めることが大事だと思っています。

 

 

人を変えるのは、「旅・本・人」だとよく聞きます。

心から大賛成です。

今、私は有難いことに3ついっぺんに恩恵を受けてます。

そろそろ別人になるかしら。笑

 

良い旅をするコツ、良い本に出会うコツ、色々あると思います。

良い人に出会うコツの1つは、

間違いなく、良い人が集まりそうな場所に身を置くこと、だと思います。

日本に帰っても、少し自分の身の丈より高いような、

自分が刺激を受けられるような人達がいる場所に身を置いていきたいと強く思います。

 

 

さて、とうとうこの後南米を出ます。

 

帰国前にアメリカに寄って帰るので、いったんアメリカまでの移動ですが、

サンチアゴを出る飛行機が3時間遅れることが、フライトの10数時間前に発覚。

乗り継ぎ便に間に合わないことが分かり、かなり焦りましたが、

電話で乗り継ぎ便を遅くに変更してもらうことができ一安心。

ただそのおかげで24時間移動になりそう。笑

 

まぁこの旅で山ほど飛行機に乗って、どれもほぼ定時の発着という奇跡の連続だったので、

これくらいはしょうがない。

 

不運な話といえば…

携帯を落として画面を破損させてしまい、完全に閲覧&操作が不能になってしまいました…

もしLINEとか送ってくださってら方がいたら、すみません!

しばらく前から見られていません…!! 

幸い私はiPadがあるので、大体同じことが出来るのですが、メッセージ系のSNSはアウトです。。

iMessageかフェイスブックメッセンジャーのみ見られます。

すみません、ここまでは連絡事項でした。。。

 

携帯に関してはアンラッキーではありますが、

幸いiPadがある。

幸い携帯のデータはクラウドにアップロードしたばっかり。

幸い帰国直前。

ということで、大してダメージは受けずに済みました。

 

ここまでの旅を振り返ると、紛失物(しかも私がどこかに置き忘れただけ。。)も、

シャンプー、タオル、、、くらいなもので、ましてや盗られたものもなく、

本当に平和でした。

 

そして、南米は危険な場所だと言われて、

常に最大限の対策と注意をしたこともありますが、

危険なことには、ただの一度も遭遇しませんでした。

健康面でも、トレッキングのおかげで筋肉痛、という以外は終始すこぶる元気で、

本当に有難いことです。

色んなものに守られていたのではないかな、という気さえします。

 

とはいえ、帰国&帰宅までは気を緩めずに過ごします

 

とうとうこの後、旅もまとめに入ります。

アメリカの安全な地でゆっくりと、この旅の振り返りをしたいと思っています。

 

あまり街中ではカメラを出したくないので、携帯がないと写真を撮らなくなってしまいました。

今日は写真が特になくてすみません。。。

 

読んでくださってありがとうございました!

 

 

砂漠と星。

サンチアゴから飛行機で2時間、サンペドロデアタカマという街に行ってきました。

 

アタカマ砂漠、というのを聞いたことあるでしょうか?

この砂漠は、世界で1番キレイに星が見える、ということで有名。

その証拠に、NASAや日本の国立天文台も観測所があります。

これを聞くと、“世界一”の説得力がグンと増しますよね。笑

 

世界一の星空とはどんなにすごいのか?!と思い、アタカマ砂漠へ行ってまいりました。

 

この町はまさに砂漠の真ん中のオアシス。

空港から砂漠を走ること1時間半。突如木が生い茂る場所が見えてきます。 

町自体はほぼ観光の為だけにあるような小さな町ですが、可愛らしい町でした。

 

行ってみたら、星空だけではなく、他にも町の周辺には色んな見所があるようでした。

 

例えば、

・月の谷、という“まるで地球ではなく、月にいるかのような場所”

・フラミンゴが見られる湖

・入って浮くことができる塩湖

・間欠泉と温泉

など。

あとはロードバイクとか、サンドボードなんかのハードめのアクテビティも充実しているようでした。

 

私は月の谷以外はボリビアでのツアーに参加して同じようなものを見ていたので、

(ここはボリビアの国境にとても近い場所です。)

星空鑑賞ツアーと、月の谷ツアー、に参加しました。

レンタカーがないと自分ではなかなか行けない場所なのです。

 

まず星空から!

 

それはそれはもちろんキレイでした。

ただ…正直なところ…

これくらいなら見たことあるかな!って感じでした。笑

 

もちろん日常的には絶対に見られません。

でも皆さんも、日本で星空がキレイなところ、とか、

ど田舎に行って、全く電気がないところで見た星空むちゃくちゃキレイだった!!

とかありませんか?

あんな感じです。笑

 

個人的に言うと、

太平洋のど真ん中で船から見た星空や、フィジーの離島で見た星空、

カンボジアの電気もガスもインフラが全くない街で見た星空、ネパールの山の上で見た星空、

とかも、同じくらいかそれ以上にキレイでした。笑

 

高性能カメラとか高性能天体望遠鏡とかあれば

それを通してまた違った空が見られるのだとは思います。

残念ながら私のカメラは星が撮れる高性能のものではなく、写真をお届け出来ずごめんなさい…。。。

 

あとで紹介しますが、アタカマ砂漠で宿が一緒で行動を共にしたのはオランダ人の女性。

彼女は「コロンビアのジャングルで見た星の方が空がクリアでキレイだったかも。」と、言ってました。笑

 

これもきっとコンディション問題のような気がします。

よく考えれば星空なんてコンディションが全て。

だって東京だって本当は空には満天の星があるはずなんだから。

 

アタカマ砂漠は世界の中でも乾燥している場所のひとつで最も晴れの日が多いそう。

こういう安定的なコンディションが観測所とかには向いているのだろうな、と理解。

あと、フラットで広大な土地があることも天文台が作りやすい環境みたいです。

 

でもなんだかんだ言いましたが、

まさに360度、満点の星空を眺めて、5分に1回は流れ星が流れて、

それはそれは素晴らしい夜空でした。

 

イメージして頂くため、フリーの画像から拾ってきました。笑

こんな感じで見えました!

※私が撮ったやつではないです※

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星空ツアーの最初は焚き火を囲みながら、文化や星空のことについて説明を受けます。

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ワインが振舞われます。この国の人は水とワインと同じくらいの量飲むんじゃなかろうか。

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星空の写真をお届けできないのがとても残念!!

 

そして月の谷。

ここもシンプルに砂漠と岩しかないのですが、

日本では絶対にお目にかかれない不思議な光景でした。

 

みんなで岩の間を歩いたりします。

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奥に見える山は火山で、見える範囲だけでも50個くらいの火山があるそう。

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夕陽を見ているところ。

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さて、アタカマの宿で出会って仲良くなったのは、オランダ人の女性。

年齢は聞きそびれましたが、多分同じくらい。

彼女はなんと弁護士さんだそう。 

やはりフリーでもやっていけるハイスキルは心底羨ましい…。

 

彼女と会って改めて知ったのはオランダのすごさ。

長期のバックパック旅してるのって、オランダ人、ドイツ人、フランス人が圧倒的に多いんです。

10代の子でも1年旅をしている、とかザラにいます。

 

オランダ人が凄いのはその語学力。

彼女の英語はほぼ完ぺきでネイティブ並みです。(私が出会ったオランダ人はみんな英語完ぺきだった)

あと、スペイン語とドイツ語とフランス語もベーシックだけなら出来る、っていうからすごい。

 

あと、ワーキングマザーの話をしていたのですが、

オランダでは、小さな子供がいる家庭は週4日女性が働いて、週4日男性が働く、

つまりお互い平等に子育てをする、という仕組みが始まっているらしい。

まだ一般的とまでは言えないけど、徐々に浸透してきているそうです。

 

すごい国だなぁ、と思います。

もちろんいい悪いではないけれど、

多くのひとが複数の言語を操り、若いうちから世界を見に行っている人が多くて、

オープンでフラットな社会制度。

いつか行ってみたいな。

 

余談ですが、オランダ人に人気の旅行先はダントツでコロンビアらしいです。

なんとコロンビアに来る外国人の78%がオランダ人らしい!オランダ人ばっかり!笑

ジャングルとか自然とかローカルの人たちに近い、というのが人気の理由みたいですが、

彼女も何故ここまでオランダ人が殺到してるのかは分からないそう。。

日本人にウユニが人気なのと一緒ですね、興味深い。。

そういえば違うカナダ人も中南米でコロンビアが1番よかったからまた旅の最後にコロンビアに戻る、って言ってました。

 

ただ、日本人からはコロンビアは渡航するのは危険、とされています。

外務省のホームページにはコロンビアの全ての地域に危険の色がついていて、

国の3分の1の地域には渡航中止勧告が出ています。

殺人含めた犯罪が多くあるようです。

 

国が変われば認識も大きく変わり、いったい何を優先すべきか判断が難しい。。。

 

今回の南米も「危険だから」という理由でここまで来てなかったら、

これまでの素晴らしい体験がなかったのだと思うと、

安全と未体験の経験とのバランスの判断は本当に難しいところです。  

 

 

それにしても砂漠って当たり前だけど、むちゃくちゃ乾燥している。

ひさびさにリップクリームと水のペットボトルが手放せなくなり、濡れたものは一瞬で乾く。

 

そういえば、旅の途中で出会った日本人の女の子が、

「私は海より、山より、砂漠が好き!」と言っていました。笑

でもなんとなく、そういう人もいるだろうな、って思えるほど、不思議な魅力に包まれた場所でした!

 

南米最後の国、チリへ入国。

少し間が空いてしまいました。

 

南米大陸1番南のパタゴニアから細かい移動を重ねて今チリの北の方、

ボリビアとの国境近くアタカマ砂漠にいます。

 

メキシコ、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、と旅してきましたが、南米ではチリが最後になります。

(帰る途中に少しだけアメリカに寄ります。)

 

旅のコツも身体で分かってきて、日本食シックのスランプも乗り越えて(笑)

常に力が入っていた時と比べると、力の入れどころや自分の心地よいリズムの作り方、

が分かってきたように思います。

 

全てがキラキラしていた観光客気分から、

少しずつ旅が日常になりつつある第二段階に入ったような。笑

 

心の余裕が出来てきたことと、移動が多かったことで、

ここ数日、本を何冊から読みました。

 

少し脱線しますが、電子書籍は旅人にとって画期的な発明だと思います。

 

たくさん本を持ち歩かなくていいし、その瞬間に読みたい本を選べるし、

暗いところでも読めるし。

昔は電子書籍になってない本もたくさんありましたが、

今はAmazonで人気あるものや新刊はほぼ電子書籍になっているように思います。

 

第六感が働いてきたのか(笑)

たまたまダウンロードした本がどれも今の私に必要な本ばかりで、

またこの旅の意味が深まったように思います。

 

 

話を戻します。

旅は終わりが見えてきてしまい、すこぶる寂しくなってきました。

 

今日はチリのサンチアゴについて書きたいと思います。

サンチアゴはとても都会です。南米で1番の都会だと思います。

 

とは言え、もちろん東京やニューヨークとかと比べると、比べものにはなりませんが。

ものすごく近代的で栄えている一部の場所が街の中にある、という感じでしょうか。

 

サンチアゴではクスコやウユニで一緒だった日本人の女性と再会しました。

またサンチアゴで会えそうだね、と言っていたら宿まで一緒だったのでびっくり。

一緒に楽しく観光しました。

 

街を見下ろせる、サンクリストバルの丘というところに登りました。

 

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ケーブルカーがあって、アトラクションぽくて楽しかった!

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丘の1番高いところにマリア像があります。

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左側の高いビルが南米一高いビル、だそう。

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アルゼンチンは肉、肉、肉、でしたが、サンチアゴでやっとシーフードを発見!
(同じくらい海に面しているのに、なぜアルゼンチンにはシーフードがないんだろう。。。)

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このシーフードスープは正直美味しくなかった。。、

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サンチアゴ大聖堂という教会。

旅の途中でいくつか教会は見ましたが、これは入った瞬間1番空気が違ったように感じました。

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一部地域はヨーロピアンなテイストで、アルゼンチンのブエノスアイレスと、とても似た雰囲気。

これは確かモネダ宮殿という、大統領府。

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アジアの時の旅と南米を比べた時、

アジア(タイ、マレーシア、ベトナムカンボジアなど)は都会に行けば割とどこも似た感じだなぁー、

なんて思ったけど、

南米は国によって雰囲気が大きく違う気がします。

そこにいる人の雰囲気、街の建物、国自体の貧富の差も感じます。

ここまでのその国の歴史、や現政権のスタンスなどが色濃く街に反映されるのだと感じました。

 

そういう意味でいうと、チリは比較的裕福な国なのだと思います。

ボリビアからチリへ陸路で抜けると、

チリに入った途端、道が素晴らしく舗装されていることにみんな驚きます。

 

チリってものすごく細長くて本当に不思議な形。

これ国の地図。

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残念ながらチリはあまり時間がなくて、たくさんの街をまわることが出来ないことが残念ですが、

最南端の大自然パタゴニア、北の砂漠、中央の大都会、と全く違う表情が見れそうです。

 

 

 

そうそう!最後にまた余談です。

日本食シックを(いったん)乗り越えたのは、
ブエノスアイレスで、駐在員の方に教えて頂いた本格的な日本料理やさんに行ったからです。笑

今まで食べたカツ丼で1番美味しかった…(涙)
お漬物やお味噌汁にも涙が出そうになりました…!

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自分の感情との対峙の仕方。

今日は1日休養の日です。

そのため、どこかに行った、という話ではないのですが、ここ数日感じていることを書きます。

 

いきなりですが、今、とても日本食シックです。

アジアをバックパックした時は今回よりも期間は長かったですが、

そんなことはほとんど感じませんでした。

今思えばアジアは食が近いのだと思います。

一方で南米はあまりにも食が違う…。

特にアルゼンチン入ってからは肉とパンの割とシンプルな味の毎日でさすがに飽きてきました。。。

日本のご飯が食べたい…。

汁物とか煮物とか、味も色んな味がある複雑な味のものが食べたい…。

 

そこから端を発して、

あー、清潔な日本の生活が懐かしいなぁ、とか、

お風呂入りたいなぁ、とか、

プライベートが確保された個室で眠りたいなぁ、とか、

そんな感情が溢れてきてます。

 

いつも割と楽しく過ごしている雰囲気でこのブログ書いていますが、疲れることも多々あります。笑

バックパックというか、安い長旅の反動です。

旅のブログにこういうこと書くのもどうかと思ったのですが、

これも自分自身の感情なので、しょうがないし、これが旅の実態です。笑

 

長く旅をしている人と、こういう「疲れたねー」みたいな話をすることもあります。

やはりみんな何かしらこういうことに疲れるタイミングはあるようです。

ただもちろん、なーんにもストレスを感じない人もいます。

1年半くらい旅を続けてるドイツ人の女の子は、それが私はぜーんぜん平気!と言ってました。

人によって、あと旅する地域やペースによっても変わってくると思います。

 

 

旅人がストレスを感じる主な原因はやはり衣食住ですね。

主に「食」と「住」でしょうか。

やはり人間生きるのにとても大事なことなんですね。

 

わかりやすくキレイな景色を見た、とかでももちろん感動するんですけど、
実は日常のなんでもないことでもこの旅では心から幸せを感じます。


熱い十分な水量のお湯でシャワーを浴びれる、
乾いた清潔なタオルで身体を拭ける、
完全にひとりの空間にいられる、
そんなことでの感動がとても大きい。

幸せでため息がでます。笑

 

私は特に食です。

私にとって食べるということは、単に食物として摂取するということだけでなく、

精神的にも満たされることなんだと感じています。

 

食のことがあるから、

数年単位でも決まった期間海外に住むのはいいけれど、一生は住めないなぁと思います。

思えばカナダに住んでいた時もほぼ自炊でした。

 

ということでこの旅で初めて自炊をしてみましたが、

…いまいち。。

なんせ材料がない。ダシも味噌もみりんもない。

あとはもちろん食材も。豆腐とか納豆とかのりとか食べたい。。

醤油は買えますが、まぁ日本のとは若干味が違いますね。使えるけど。

 

こっちの砂糖と思って買ったやつがおそらく人口甘味料みたいなので

なんかものすごく甘いものが出来上がってしまったりして、

「違う…甘すぎる…」と。

自炊でパスタとかサラダとか作る分にはいいけれど、

日本食をちゃんと作ろうと思ったら材料持って来なきゃダメだ。

それでも自炊するとお米を食べられるだけ、だいぶいいです。

米をどんどん炊いてタッパで保存して、しょうゆ味の炒め物作って、生き延びようと思います。笑

 

 

でも今自分でこれを書いていて、「もったいないなぁ…」と思いました。

今、目の前には広大な景色が広がっているのに、頭の中は日本食でいっぱい。笑

きっと日本に帰ったらここにいた時のことを懐かしく思うのだろうに。

 

少し話はずれますが、この旅ではネガティブな感情との向き合い方を訓練しているようにも思います。

 

「なんで天気が良くなってくれないの…!」

「チェックインのタイミングのタッチの差で2段ベッドの下の段取られた!最悪!」

(ほとんどのケースで2段ベッドがたくさん並んでるドミトリーに泊まっていますが、

下の段の方が格段に快適です)

「こんなにお金払ってるのになんでこの料理?!」

「眠りたいのに共有スペースが騒々しい…!」

「今日だけこの店休み?!」

 

本当に些細なことなのですが、肉体的だったり精神的だったり疲れていると結構こたえます。

コンディションがよくないと一人で引きづります。。

 

上記のようなことは日常的に感じるのですが、

こういう感情に支配されていると旅がつまらなくなってしまう。

でもこれはこれで感情なので変えられないし、自分で受け止めてあげるしかない。

無視しようとすると余計にひどくなる気がする。

 

もうこういう時は

きっと別のいいことがあるはず、とか、

違う選択だともっと悪かったかもしれない、とか、

必死に言い訳を考えるのですが、

だんだんと、「まぁそれもそれでいいか。」という気分になってきます。

それも私のこの旅の運命でベストであり、それが私に必要なことだったのだろう、と。

 

日々こんな感情の上がり下がりの繰り返しです。笑

 

今日は特にご紹介する写真がないので、

今滞在している町エルカラファテ の写真を載せます。

 

空港から町まで15分くらいですが、道中はこんな景色。

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宿の近くから見た夕日。

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宿の目の前の景色。そう、なーんにもありません。笑

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1番のメインストリート。

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アウトドアショップやお土産屋さんと、ツアー会社と、レストラン、で

このメインストリートの8割は構成されている気がする。

 

パタゴニアにある(ブランドの)パタゴニアのお店に行きたかったのに、みつけられません…!

ないのかな…こういうセレクトショップはたくさんあるのだけど。。。

 

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ちなみに、、、
日本食シックを落ち着けるべく、幸いにも町に唯一あるお寿司屋さん(風)に行って、
いったん、たらふく食べようと決心したのに、なんと本日は定休日!笑

 

まだ日本食のありがたみを噛み締めろ、ということですね。

過酷な修行は続きそうです。笑

 

 

感動と感謝のトレッキング。

エルチャルテンという町に4泊しました。

ここでの目的はトレッキングです。

 

ここは国立公園の中にいくつかのトレッキングルートがあり、私は1番メジャーな2つのルートに行ってきました。

 

セロ・トーレ山を望むルート(往復6時間半かけました)

フィッツ・ロイ山を望むルート(往復11時間かけました)

の2つにチャレンジ。

 

先に結論ですが、これが、もう、本当に素晴らしかった!!!

パタゴニア来て本当に良かった!!!

 

セロトーレは前回書いたSuzyと一緒に行って、フィッツロイは1人で行ってきました。

 

特にフィッツロイ山はアウトドアブランドのパタゴニアのロゴのモデルになっている山で、

山のオーラがすごい。(山にオーラがあるか知らないけど。笑)

 

フィッツロイは朝日に照らされて少しの間、山が真っ赤に染まるというのが有名で、

それを是非見たいと思っていました。

 

ただ、パタゴニアでのトレッキングは天気との勝負なのです。

宿に泊まってる人もみんなこまめに詳細な天気予報をチェックして、

宿の人も事あるごとに、お天気情報をアップデートしてくれます。

 

雨だとそりゃトレッキングはキツいですし、

曇りでも今の季節は寒かったり、山が雲に隠れて良い景色が見られなかったり。

今ここの季節は日本と逆なので、
夏から秋になり、シーズンも終わりに近づいています。

後は風!ここの地方ものすごい強風が吹くのです。

立っているのが怖くなるほどの強風です。

セロトーレのトレッキングの終着点が特にすごくて、

私の身体のサイズの凧があれば確実に空を飛べました。

 

つまり、トレッキングのコンディションの見極めが非常に難しい!

ーいつ、どのルートに行くべき?

ー朝は何時に出て何時までには帰ってくるべき?

ー服装や装備はどうする?

などの判断、決断が必要です。

それでもって結局はお天気なので、蓋を開けてみないと分からない。

もう、えいやっ!で決めるしかないということです。

 

フィッツロイ山へ行く前日の夜、宿のおっちゃんとのやりとり。

 

私「どーしても明日の朝フィッツロイの朝焼けみたいんだけど、お天気どうですかね…???」

宿のおっちゃん「んー、残念だけど明日はダメだ。曇り。朝焼けは無理だね。」

私「えーーーーー!でも私明日しかもう時間ない…、あ、でもあさってもいけるかも」

おっちゃん「あさってはもっと天気悪いよ。」

私「えーーーー…。。じゃあどうしよ。。。」

しばし沈黙。

おっちゃん「これが見たかったの?(とものすごくキレイな朝焼けの写メを見せてくる)」

私「そう…これー…うー…どうしようー…」

おっちゃん「どうしようって言われてもねぇ。。嘘言って欲しかったら嘘言うよ?笑」

私「いや…それはいらないけど、明日じゃあ何時に出ようかな、

朝焼け諦めて日が昇ってから出るほうがいいのかなー…」

おっちゃん「うん、8時か9時にでたらいいよ。昼はマシになるしどうせ早く行っても朝焼けは見れないから。」

私「うーーーん。。。。でもなぁーーー。。。」

おっちゃん「…。分かった!もうじゃあ5時半に出よう!そしたら山が見えるポイントに7時には着くからそこで朝日を待ったらいい。天気のことは誰も分からないからチャンスに賭けるか!」

私「うん!そうします!!!」

 

という、

きっと「なんて面倒なんだ、じゃあ天気聞かずに行けよ!」って

おっちゃんにはきっと思われていたであろうやりとりをし、笑

 

朝5時半まだ真っ暗な中、

歩いたことない山道をレンタルしたヘッドライトで足元だけ照らしながら1人で黙々と歩くという、

もう不安でいっぱいのスタートでした。

 

しかも人がほとんどいない!

やはり今日は天気がダメだから誰も朝日は見に来ないんだ…

と、悲しくなりながらもなんとか道は間違わなかったようで、

目的のビューポイントに到着。

 

風が強い!寒い!震える手でバナナを食べながら待つこと30分。

 

神さまは味方でした…(涙)

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前日の夜からの不安と真っ暗な山の中での心細さの反動もあり、これはさすがに涙が出てきました。

 

ありがとう!ありがとう!ありがとう!!!

という気持ちでいっぱいになりました。

 

この山は周りの風景や山から浮かび上がってすくっと立って居るように見えて、

本当にオーラというかエネルギーがすごい。

なんてカッコいい山…!

 

もちろん理想の状況とは遠くパーフェクトな色づきではないと思うし、

赤っぽいかな、ってのも一瞬だったのですが、私にとってはこれが完璧の景色でした。

 

 

後で判明しましたが、朝焼けを見る人の多くはトレッキングコースの最終地点で見るらしく、

それはつまり、コース途中にあるキャンプ地点でテントを張って泊まってる人たちが見に行くそう。

あるいは、テント泊してない人は朝2時とか3時とかに出て暗闇の中を4時間以上歩き続けるということです。。。

最終地点のポイントには朝焼け見る人がたくさん人がいたみたい。

そして、その3分の2は日本人だったという…!

日本人ってなんとストイック…。

朝日にかける情熱が強いのかしら。

 

そういうことで、コース途中のビューポイントで朝日を待った私の周りには

全然人がいなかったわけです。

 

そして、これがまた良かった。

 

日が完全に出てから1人で歩き出しましたが、周りの紅葉している木々に少しずつ光が当たって、

世界に色がついていくのを独り占めしたみたいでした。

 

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トレッキングコースの中腹はフラットな道で、ずっと山を横目に見て歩くことができます。

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水がとてもキレイです。

トレッキングコースを流れる川の水は全て飲むことができるので、

飲み物の入れ物だけ持って途中で水を補給して飲んでいました。冷たくて美味しかった!

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ちょっと木立に入ったり、道が曲がっていたりした後で、またパッと山が目に入るたびに

「うわー…すごいなー…」と感動して、写真を撮るのだけど、

後から見たら同じような写真ばかり。笑 

 

一日中同じ山を見ているのだけど、不思議なほど見るたびに心奪われる山でした。

 

コースの最後はかなりな急斜面。ホントつらかった…。

これを1時間くらい登り続けます。

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やっとコースのゴール地点!ここはまだ雪が残っています。

ここは風が強くて寒かったけど、やはり美しい!

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寒いけど、ここまで登ってきたせいで汗だく。

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そして帰り道もまた息を飲む美しさ。

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また晴れたー!

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こんな景色の中何時間も歩けるなんて、なんと素晴らしいコース!!!

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エルチャルテンの地元の人が、

「私は今のこの3月終わりから4月始めが1番好き。」と言ってました。

シーズン中(特に12月〜2月)はものすごい人だそうですが、

今はシーズンの終わりでそこまでたくさん人はいないし、

あと紅葉と山のコントラストがとてもキレイだから。と、言ってました。

 

計らずも、とてもよい時に来られたようです。

 

 

日本では山登りとかあまりしたことないですが、気づけばこの旅では結構山に登ってます。

日本では運動不足、かつトレッキング素人の私はもう全身筋肉痛でかなりツラいですが、

トレッキングっていいな、と、とても単純に思いました。

(まぁ、歩いたコースが良かったのも多分にあるでしょうが。)

 

山の景色って時間や角度によって、くるくる変わるし、見ていて本当に飽きない。

あと、1人で黙々と歩くというのも、瞑想みたいな効果があると思うのだけど、

とても心がリラックスするし、普段思いつかないようなことを思いついたりします。

 

そして、何故だか分かりませんがその圧倒的な自然の前に感謝の念が溢れてきます。

 

ここまで私を導いてくれてありがとう、

素晴らしい景色を見せてくれてありがとう。

 

この旅の中でも1番と言っていいほど、深く深く心に刻まれた景色と時間でした。