南米バックパック旅行記

30代既婚女子が仕事を辞めて南米バックパックをする旅行記。

滝ざんまい。

ブエノスアイレスから北へ飛行機で2時間弱。

ブラジルやパラグアイとの国境に近いプエルトイグアス というところに二泊三日で行ってきました。

現在はブエノスアイレスへ帰ってきています。

 

世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝を見に行ってまいりました。

やっと南米っぽく、暑い!

日差しも強く湿気も多い、

ペルー、ボリビアでは片時も手放せなかったリップクリームの存在を忘れてました。

この旅1番暑いところだったんじゃないかしら。

 

肝心の滝ですが、なんともすごかった…!!!

その迫力がもう言葉にするのはとても難しいです…!

そして、写真で伝えるのも難しい…

 

カナダに住んでいた時にナイアガラの滝は10回くらい行きましたが、
ナイアガラよりも10倍以上はすごい。笑

水量が圧倒的で、滝の流れている範囲がかなりの広範囲になります。

 

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滝のある場所は国立公園になっていて、

かなり広いです。

公園の中を電車が走っていたりもします。

 

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私は2日間かけて歩き回りました。
アルゼンチン側とブラジル側がありますが、滝の8割がアルゼンチン側にあるということと、ブラジルのVISAを取得するのが難航したので、アルゼンチン側からのみ楽しみましたが、十分楽しめました。

 

こんなジャングルの中を結構歩きます。

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1番すごかったポイントが「悪魔ののど笛」と言われるスポット。

こんな道を歩いていくと…

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何か見え出して…

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これはスゴイ!!

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伝わらないかなー?伝わらないよなー…。。。

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もうこの写真を撮ってる時はびしょびしょです。

晴れてれば基本常に虹が見えます。

 

平日でしたが、本当にたくさんの人。

ただ、アルゼンチンに入った途端急に日本人が減りました。イグアスも含めて。
やはり日本人にとっての南米ハイライトはマチュピチュとウユニなのだと実感。

 

公園内ではいくつかのツアー(アトラクション?)に申し込めるのですが、

ボートで滝の近くまで行けるというのにに行きました。

(高かったけど、もう二度とないかもしれないと言い聞かせて…)

 

まずはジャングルツアーから始まります。

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このボートツアーがものすごかった…!!

ナイアガラでもフェリーみたいので近づくやつがありますが、あんなの比じゃないくらいすごかった…笑

 

水しぶきじゃなくて、シャワー浴びたみたいになるよ、って言われてたけど、

私にとってはそれよりすごくて、バケツの水を頭の上でひっくり返された感じでした。

ものすごい水量でコンタクト取れそうだったので、最も滝に近づいた瞬間はずっとうつむいて目も開けれず。。。

 

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これ以上は撮影不可能。。

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でも本当に楽しかった!!!

誰もの予想を超える水量なので、笑いが止まらず、乗客全員むちゃくちゃハイになります!笑

 

ただ、もちろん服は全て全てドボドボです。

昼間だからすぐ乾くだろうとタカをくくっていたら、

下がジーンズだったので、もう水で重くて重くて乾く雰囲気ゼロだったので、公園内でボトムを買いました。。

(そういう人たち用に結構服が売っている。笑)

ポンチョをかぶってたのはほんの一部の人だけで、大体の人がボトボトになるのも楽しんでいるようでした。

 

公園内にはボートに乗らなくても、

歩いて滝に近づいて観れる場所がたくさんあります。色んなルートがあるのですが

どこもかなりの水しぶきだつたので、これまた結構濡れます。(先述の悪魔ののど笛は特に。)

結局1日中服が湿ったままで過ごしました。笑

 

水着の人も結構いるので、そこまでやるべきだったのね。。。たしかにそっちのほうがいいのだろうな。

 

それにしても滝というのはすごい。

動きがある自然、といったらおかしいけれど、

静かで雄大なものを眺めていたこれまでのとはちょっと違って、

巨大な“動”のエネルギーと勢いとで圧倒されます。

そしてやはり水のあるところは命が溢れるから動物も昆虫も植物もたくさんあって、とても豊かさを感じます。

水は命の源ですね。

 

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キレイな色のちょうちょがたくさんいます。

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これ、黄色いのちょうちょなんですが分かるかな??

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アナグマ(?)がむちゃくちゃいます。

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周囲はジャングルになっていて、ジャングルをトレッキングするのも1つの楽しみ方なんだとか。

ペルーで出会ったベルギー人の人は1週間滝に滞在してジャングルトレッキングも楽しんだと言ってました。

 

 

話は少し変わります。

滝の1日は、宿が一緒だったドイツ人&イギリス人の男性と3人で公園内を周りました。

 

とても楽しくいい人たち、かつ、とてもインテリな人たちで、会話が大変重い…

移民の話、核エネルギーの話、人口問題の話、気候変動の話、などなど。

ちなみに2人とも歳下で20代です。

日本人のバックパッカーには全然会わない、と日本のことを興味深く色々聞いてくれました。

 

出来る限りのことは話したものの、私のベースの知識レベルがまだまだ足りてないこと、

そしてこのレベルの話をするには英語力がまだまだ足りないこと、

大変反省しました。。。

 

あと思ったのは、ヨーロッパのことって知っているようで全然知らない。

ドイツの戦後の歴史や移民の受け入れの歴史なんかを説明してくれたんだけど、

勉強不足で、へー!!と思うことばかりだった。

日本のニュースだけ見てたら絶対分からないわ。

そして、私はこのレベルで日本の歴史と変遷を英語で人に説明できるだろうか。。

いや、出来ません。。

なんとも恥ずかしいことです。

 

あと、ヨーロッパはほかの国とたくさん近接していて交流が多いから国と国との壁が限りなく低いと感じます。

気軽に色んなところへ行ってるし、言葉も何カ国語も操る人が多い。ダイバーシティへの受容力、適応力、そして好奇心も高いように感じました。

 

これからの時代は国とか地域とか言ってる場合のだと色んな場面で強く感じます。

これまであった壁が低くなっていき、

もっとダイナミックに色んなことが変化していく世の中になる気がします。

 

そのためには日本語の情報源だけでは全然足りない、

英語もやっぱりまだまだ、と強く感じました。

 

世界で起きていることのベースの知識を得ること。

それに対する自分の意見を持つこと。

それを(せめて)英語では話せるようになること。

 

精進したいと思います。

 

2日間ずっと滝を見続けて滝でお腹いっぱいになりました!

そしてなんだか気が引き締まる滝への旅でした。

来られて良かった!!!

 

Special thanks!

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