南米バックパック旅行記

30代既婚女子が仕事を辞めて南米バックパックをする旅行記。

出発の前に。

明日から、南米へ向けてバックパックに出発します。

 

私は自分のことを公に発信するのは大変に苦手、というか、

特に人に知られたくない…

と常々思っているので、この時代にSNSを何一つやってきていませんでした。

 

ただ、今回は1人で南米へバックパックなら行くという、

人生でなかなかない機会なので、せっかくだから記録に残そうと思い、

ブログを始めることにしました。

 

私のことをご存知の方がこれを読んでくださっていることがほとんどだと思いますが、念のため自己紹介を簡単に。

 

現在33歳。既婚。子供なし。

2か月ほど前まで、東京の一部上場企業で管理職をさせて頂いていました。

旦那さんの仕事の関係で福岡に引っ越しすることになり、

精神的にも物理的にも、ほぼ自分のすべてを捧げていたといっても過言ではなかった

仕事を辞めることとなりました。

 

現在福岡に引っ越してまだ1か月ほどしかたっていませんが、

時間と余裕ができたことを機に、

これまでずっと行きたかったバックパックへ行ってきます。

 

 

「何故バックパック?!なんで南米??」

とよく聞かれます。

 

私にとってはいたって自然なことなのです。

 

何故南米か。

私は小さい頃から、「死ぬまでに出来るだけ全世界を見てみたい、」

という強烈な好奇心があります。

南米に限らず全部行きたいのですが、

歳を取った時に行くのが大変そうなところから行っとこうか、

という感じで選んだのが南米です。

 

 

何故バックパックか。

これはいくつか理由があります。

 

安宿に泊まることで、

ー観光ガイドには書いていないリアルで新鮮な情報が手に入る。

ー世界中の旅人と出会える。

ー(財政的な観点から)長期の旅行をできる。

 

スケジュールを決めきらない、行き当たりバッタリの旅にする事で

ー観光地だけを順番に巡るせわしない旅ではなく、ローカルの暮らしや人に出会える。

ー思いもよらない素敵なハプニングに出会える。

 

多くの制限や危険のなかで、工夫をしながら旅をする事で

ー五感が鍛えられて、人間の動物としての能力が引き出される。

(五感を全力で研ぎ澄ますと第六感も働いてくる)

 

例えば、

この食べ物は食べても大丈夫か?

この道を進んで行って大丈夫か?

この人は信用しても大丈夫か?

 

一歩間違えれば命の危険もある中でこれらの正しい選択をするためには、

五感を研ぎ澄ますことは必須です。

安全な日本では普段こんな事を考えることなんてまずありません。

 

これは決して、危険なことをしたい!というわけではなく(笑)

人間として持っている能力をきちんと呼び起こして使いたい、という感覚です。

 

 

さて。

前置きはこれくらいにします。

 

私は5年ほど前、アジアを4か月ほどかけてバックパックで旅行をしました。

そこでの経験は私の考え方や人生を大きく変えるインパクトがありました。

今の私があるのは、あの時の経験があってこそだと思います。

 

今回の旅も、私の人生のターニングポイントになりそうな予感がしています。

 

 

私がこの旅行をするにあたって

気持ちよく送り出してくれた家族、

サポート・応援してくれている皆さん、

ここまで導いてくれた全てのものに感謝します。

 

明日の出発を思うと心が震えるほど幸せです。