クスコでの日常。
クスコからプーノへ無事に移動してきました。
バス移動もネットで得た情報を元に
とてもよいバス会社で移動できたので、快適そのものでした。
飛行機みたいなチェックインや荷物の預かりがあるので、安心。
そして座席もふかふかで足の置き場があることや、シートがかなり倒れる事で
ほぼ横になった感覚で過ごせます。
プーノはまだ到着したばかりで、
明日チチカカ湖のツアーへ参加するので、ここでの話はまた次回書くことにします。
長く滞在したクスコでの毎日や感じたことについて書いてなかったので、
今日は振り返りながら書きたいと思います。
思いつくままにバラバラと書きますがお許しください。
人について。
月並みな表現ですが、とても良い人たちです。
実は第一印象は、「ネパールの人たちに似てる」と思ったんです。
ネパールの人たちをもう少しだけ明るく、オープンにした感じかしら。
って言っても私のネパール人の感覚なんて知らないよ、って感じですよね。。
いわゆる日本人が“南米”と聞いて思い浮かべるような、
明るく楽天的でeasy goingな感じとは少し違う気がします。
もっとシャイであまり口数が多くなくて真面目で優しい。
日本人とは合うのだと思います。
意外だったのは、かなり時間に正確で、ちゃんと時間を気にする人たちだということ。
ツアーに参加する際、宿までピックアップに来てくれるのですが、
4:10~4:30の間に来ますね、って言われて4:10ぴったりにくるとか。
もちろん遅れることもありますが、ものすごく気にしてます。
今日の朝プーノ行きのバスに乗る為に宿からタクシーをお願いしたのですが、
約束の7時を5分くらい過ぎても来なかったんです。
私は、まぁそんなもんだろ、くらいに思っていたのですが、
宿のお姉さんが私より心配して、
電話かけたり、外に来てないかどうか見に行ったりしてくれて、そわそわしてくれました。
だから私はなんだか安心してのんびり待てました。
結局10分も遅れてないくらいで到着。
この時間感覚は日本人にとってとても安心しますね。
あと、クスコは観光地なので、物売りはいますが、全然しつこくないです。
Noと言えば、それ以上声かけたり、追いかけたりはありません。
これはインドの観光地の人は是非見習って頂きたいですね。
あと、お店に入って色んな話を聞いた後、また来るね、って商品を買わずに出たとしても、
全く嫌な顔はされず、ニコニコしてくれます。
そういう良い人たちです。
あ、そうそう。
私がネパールっぽいと思った根拠があとからいくつか分かりました。
マチュピチュのガイドさんが教えてくれたのですが、
ペルー人のルーツはモンゴリアンなんですって!
つまり、我々日本人とも同じように蒙古斑があるそうです。
どうりで顔もなんか親近感湧くわけだ。
てかモンゴル人太平洋渡ってるなんてすごいな…!
後はネパールの私が行ったカトマンズやポカラも
クスコと同じく、高地にある町、というのも共通点です。
標高が高いことで少し寒いから服装の雰囲気とか取れる作物とかが似るのかしら。
まだこの仮説のウラは取れておりません。。
ご飯について。
ペルー料理ってあまりパッとしたものはない気がします。
クイというネズミ(ラットみたいなやつ)料理とか、アルパカ料理とか、
名物って書いてありましたが、どれも美味しくないとみんなが言っていたし、
特に惹かれることもなかったので、結局食べませんでした。笑
毎日のご飯は出来るだけ安く済ますため、
下記のような感じでした。
朝:宿の朝食(大変に素朴なパンにバターとジャムを塗ったもの、紅茶)
昼:大衆的な市場でペルー人に混じって大盛りご飯(晩ご飯食べられなくなるくらいのヘビーさ。)
夜:スーパーで買ったカップラーメン or 果物 or 食べない
お昼を食べていた、メルカドと呼ばれる市場。
まぁ、お世辞にもキレイとは言えません。が、活気はあって楽しい場所です。
例えばこんなのを食べます↓
肉と野菜を炒めたロモサルタードという代表的なもので、
大味ではありますが、全然イケる。ただ味が濃いめで油も多め。
これはあまり美味しくなかった。。
スパゲティが伸び伸びになった麺。何より私の天敵パクチーがいらっしゃった。。
メルカドの雰囲気をもう少しお届け。
パンです。これをケーキみたいに切って食べます。
チーズ。なんかヤギのチーズっぽい匂いでした。
お土産もの屋さんもたくさんあります。
天気について。
山の上なので天気は変わりやすいです。
1日のうち数時間は必ずどっかでパラパラっと雨が降っていた気がします。
まぁでもこれはきっと今雨季だからですね。
そして寒いー。朝晩は冷え込みます。薄手のダウンを着てちょうどかな。
道端のお土産屋さんでは毛糸の防寒グッズが多数売っています。
外が寒いのはいいにしても、建物の中が基本的に暖房ないんです。
それがまた一層寒い!何故暖房ないんだろ。。
もちろん高級ホテルにはあるのでしょうが。。
また石造りの建物が多いので、芯から冷える感じがします。。
空気について。
雨季なのに割と乾燥しているように感じます。
なんか喉が乾くというか、気づいたら口の中の水分がない感じ?笑
空気がカラカラというわけではありませんが、
少し埃っぽいというほうが近いかな。
色について。
売っているモノはやはりカラフルなものが多いです。
そこは南米っぽいかな。
道端で売っていたもの色々。
ポップコーン(らしきもの)
スイカ
搾りたて(?)オレンジジュース
体重計…???体重計るのでお金とるのかしら。。、
総じて、
クスコは本当にとても居心地が良い、ステキな町でした。
大衆市場もあれば観光客用のオシャレカフェもあり、何よりその町自体が世界遺産のため、
どこからどう見ても絵になる町です。
昔はインカ帝国の首都だったとか。
もしもタイムマシンがあったらマチュピチュと共に
どんな風に栄えていたのか、本当に見てみたい場所です。